大人になって歯並びが悪くなることも
皆さんこんにちは。
群馬県前橋市のリップル歯科クリニックです。
子どもの頃や若い頃にいい歯並び・かみ合わせをしていても、年とともに悪化することもあります。
なぜそのようなことが起こるのでしょうか?
また大人になってから歯並び・かみ合わせが変わったらどうすればいいのでしょうか?
大人になってから歯並びやかみ合わせが変わる原因や、対処方法についてお伝えします。
歯並びやかみ合わせは少しずつ変化します
顎の骨や歯肉の厚みや位置などは、健康状態や歯の状態などに合わせて少しずつ変わっていくものです。
そして顎の骨や歯肉の変化とともに、歯並びやかみ合わせも変化していきます。
そのため、子ども時代や若い頃はきれいな歯並びやかみ合わせをしていても、徐々に歯並びやかみ合わせが乱れることもあるのです。
歯並びやかみ合わせが変わる原因
具体的な原因としては、次のようなものがあります。
●むし歯や歯周病
むし歯で歯が変形したり、歯周病で顎の骨が溶けてしまうとかみ合わせが変わります。
●顎関節症
顎関節症によって顎の関節の位置がずれると、かみ合わせが悪くなります。
さらにかみ合わせが悪いままでいると、特定の歯に負担がかかって歯並びにも影響します。
●親知らず
親知らずが斜めや横向きに生えて隣の歯を押すようになると、歯並びやかみ合わせが悪化します。
●歯ぎしり・食いしばり・噛みしめ
無意識のうちに歯ぎしりや食いしばり、噛みしめをするクセがつくと、歯が摩耗したり顎関節に負担がかかり、かみ合わせや歯並びに影響します。
●歯並び・かみ合わせに影響するクセ
頬づえやうつぶせ寝・横向き寝、唇を吸うクセなど、歯並び・かみ合わせに影響するクセがついてしまって歯並び・かみ合わせが変化することもあります。
大人の矯正治療が必要なことも
歯並びやかみ合わせが一度悪化すると、自然に治ることはありません。
噛むたびに偏った力が顎や一部の歯にかかり続けることで、歯並びやかみ合わせが悪化していくことの方が多いのです。
出っ歯が悪化して下の前歯が上の前歯の歯肉に刺さりやすくなったり、繊維質の食べ物を噛み切りにくくなってしまったり、発音までが悪くなると生活にも影響します。
そのため歯並び・かみ合わせの状態によっては、大人になってから矯正治療が必要になることもあるのです。
当院では成人矯正も行っています
リップル歯科クリニックでは、成人矯正も行っています。
当院は総合歯科医院のため、お口全体の状態を確認しながら矯正治療を進めることが可能です。
院内にはセファログラムもあり、外からは見えない顎骨や歯などの状態も確認することができます。