皆さんこんにちは。
群馬県前橋市のリップル歯科クリニックです。
 
お口の臭いが気になるけれど、どこに相談すればいいかわからず困ってはいませんか？
なかなか消えないお口の臭いは、歯周病が原因かもしれません。
今回は口臭の原因と歯周病についてお話します。
 
 

口臭の原因は、｢お口の中の状態｣｢全身疾患｣｢食べ物｣｢生理的なもの｣の4つに分けられます。
｢お口の中｣の主な原因としては、歯周病があげられます。
これまでの研究でも、歯周病と口臭には高い相関があるとわかっています。
また｢全身疾患｣としては、肺癌や肺腫瘍、胃癌や扁桃炎、咽頭腫瘍、咽頭がん、糖尿病、肝硬変や肝臓がんなどがあげられます。
さらに｢食べ物｣としてはニラやニンニクなど強い臭いのものを食べたり、喫煙、飲酒などによって臭います。
朝起きた時や空腹な時など｢生理的な口臭｣も原因となります。
 
 

歯周病で口臭が強くなる原因は、細菌が発生させる硫化水素やメチルメルカプタンです。
歯周病が悪化すればするほど、細菌は増えて硫化水素やメチルメルカプタンも多くなるため、口臭が悪化していくのです。
 
 

お口の中に口臭の原因がある場合の、原因チェックをやってみましょう。
次に当てはまる項目をいくつでもあげてください。
 
●よく歯ぐきから血が出る
●よく歯ぐきが腫れている
●口の中がネバつく
●歯がグラグラしてる
●歯と歯の間に食べ物がはさまりやすい
●歯に穴が空いている
●歯の表面がざらついて感じる
●義歯やブリッジ、クラウンを入れている
●舌磨きをしたことがない
●口の中がパサつく
 
1.2.3.4.5が当てはまる場合：口臭の原因は歯周病です。
6が当てはまる場合：むし歯で歯に穴が空き、そこに入り込んだ食べ物が腐敗して口臭を起こしている。
7.8.9が当てはまる場合：歯磨きが不十分で、歯垢や食べかすが残って口臭を引き起こしている。
10が当てはまる場合：口臭の原因は、だ液が少ないこと、または口腔乾燥症です。
 
 

全身健康で、臭う食べ物を口にしておらず、喫煙・飲酒もしていない場合は、お口の原因で口臭が起こっているのかもしれません。
口臭を引き起こすお口の状態は、歯科医院で診療いたします。
 
当院の歯科口腔外科でも口臭症に対応しております。口臭が気になったら、お気軽にご相談ください。